ユキコ夫人と愛犬ミルの物語ー8ー

そんなある日 年老いた母親からユキコに電話がはいります。今年のお盆に帰ったらお見合いがありますよ そのつもりで。えー えマジ?いやだー 相手は大企業に勤めてるいいところのお坊ちゃま ぼんぼんです、いいですね。いやです。いや 一度会うだけ

いま決めなくて結構 わだしの顔立ててくんろ 、わかりました 会うだけなら、、そしてその日は来ました、 なんか頼りなさそうな ちゃらんぽらんな感じで。、でもちょっと面白いって言うかうーん変わった人ねって言う印象はありました。そのあとトヨタカローラで海岸線をドライブしてその日は無事何事もなく過ぎ去りましたが 後日 返事はどうですかって催促です。うん まずいいです。そんな気はいまのところないです。父親はあんな人はそこら辺にはいないよ 早く決めなさい。うーん でも  でももへちまもない返事をしなさい。私が迷ってるのを見て 一旦東京へ帰った私を無視して両親は返事をしました。 オーケーです。